• Web高速化がUXを改善する上で重要な3つの理由

    2016.12.14

    AppDynamics

    Web高速化がUXを改善する上で重要な3つの理由

    ほぼ全ての企業にとってWebサイトは重要な位置を占めるようになりました。企業の顔として真っ先にお客様はWebサイトを訪問する時代です。

    そして、多くの企業では収益確保の基盤としてWeb技術を活用しています。

    こうしたデジタルビジネス時代の中、Web高速化がどのようにUXを改善していくのかを紹介していきたいと思います。

    Webを高速化するとなぜUXが改善する?

    UXは商品やサービスの認知から購買に至るまで、そして継続的に利用する上で顧客が得る体験を指します。つまり、コンテンツマーケティングもWebサービスもUXを高めていくことがエンゲージメント増加や売上拡大に繋がると言っても過言ではありません。

    1. レスポンス時間が短くなりストレスがなくなる

    Webを高速化させることで当然ながらユーザーのリクエストからレスポンスまでの時間が短くなります。ブログなら表示速度が速くなりますし、SaaSなどのWebサービスならスムーズに機能を利用可能です。

    これはユーザーのストレスを大きく軽減し、より快適なUXを提供する上で非常に需要な要素です。

    2. 業務効率化がアップする

    ユーザーがWebサービスでビジネスを展開するのには、オンプレミスによる初期コストの削減と業務効率化という主な目的があります。つまり“業務効率化ができないWebサービス”をユーザーが選ぶことはないのです。

    例えば機能やインターフェイス、料金までほぼ同じ2つのWebサービスがあったとします。このときユーザーが選ぶのは十中八九レスポンス性の高いWebサービスです。

    つまりリクエストをより高速に処理できるWebサービスこそ、UXを高めていると言ってもいいでしょう。Webサービス飽和時代とも言われている現代において、Web高速化とは生存競争を活き残るための武器でもあるのです。

    3. より多くの情報を獲得できる

    ユーザーがブラウザーを使用して何かを検索しているということは、特定の事について“知りたい”という欲求があるからです。つまりここでユーザーが求める情報(正確なもの)をより多く提供することができれば、ユーザーとの接点が生まれコンバージョンに繋がると言えます。

    Web高速化で企業が得るメリットとは?

    ではWeb高速化によって得られるメリットとは何か?UX改善という点を踏まえて紹介していきたいと思います。

    売上拡大(利益確保)

    EコマースにおいてはWeb高速化によるUX改善が売上に直接的な影響を与えます。

    Amazon.comが行ったA/Bテストによるとページ表示速度が0.1秒遅くなるごとに、売上が1%低下するという結果が出ています。

    これはWeb高速化で売上拡大ができるという意味でもあります。

    前述したようにWebサービスにおけるWeb高速化は、業務効率性がアップしたり、ストレスを軽減できることから直接的ではなくとも売上に大きく貢献する要素です。

    顧客満足度を高められる

    UX改善と顧客満足度はほぼイコールで繋がっているため、Web高速化によって満足度を高めることも可能です。ひいてはブランドロイヤリティーの向上にも繋がりますので顧客単価の増加にもなります。

    SEO対策になる

    検索結果上位に自社ブログやコンテンツを表示させることで、マーケティングを展開するSEO対策ですが、何もコンテンツ中のキーワードやタイトルだけがSEO対策とは限りません。

    実は、検索エンジンにおいてWebサイトやコンテンツを評価するクローラーは“ページの表示速度”も評価しているのです。つまりWeb高速化を行えば検索エンジンからの評価は上がり、検索結果上位に表示しやすくなるというわけです。さらに多くの新たな流入を確保するためにWeb高速化は必須といえるでしょう。

    Webを高速化させる4つの方法

    それでは具体的なWeb高速化の方法を紹介してきたいと思います。

    1. CSSスプライトを使用する

    CSSスプライトとは複数の画像をひとまとめにし、CSSでポジションを指定することで画像を表示させる技術の一つです。この技術を使用すると画像枚数が必然的に少なくなり、リクエスト数を減らせるのでレスポンスが向上します。

    2. SASSを使用する

    SASSとはWebページのレイアウトや修飾情報の指定に用いられるCSSを記述するための言語であり、これを使用してCSSファイル内の重複したスタイルまとめることで、ファイルサイズを小さくしレスポンスを向上させることができます。

    3. 圧縮する

    一口に“圧縮する”と言ってもコンポーネントや画像ファイル、コードなど対象はいくつかあります。これらを圧縮しファイルサイズを小さくすることができればサーバーのレスポンス速度を上げることが可能です。

    4. 実行速度を上げる

    CSSをheadタグ内に書く、JavaScriptをbody閉じタグ前に書くなどの対処を取ることで、プログラムの実行速度が上がりレスポンスが向上します。

    ここではほんの一例をご紹介しました。

    しかし、いくらHTMLやCSS、JavaScriptをチューニングしても限界があることをご理解ください。

    アプリケーションパフォーマンス管理でさらなるWeb高速化

    Webサイトは、さまざまなアプリケーションに加えて、Webアプリケーションサーバーやデータベース、仮想化ソフトウェア、ハードウェア、ネットワークなどで構成されます。上記のチューニングは氷山の一角であり、他の要素に起因することがほとんどなのです。

    皆さんはアプリケーションパフォーマンス管理というソリューションをご存知でしょうか?簡単に説明すれば“エンドユーザー視点でレスポンス監視”を行うことで、パフォーマンス低下を迅速にキャッチし、かつボトルネックとなっている原因まで分析究明してくれるというソリューションです。

    そして前述した一定の高速化の先へ行くため環境がこのアプリケーションパフォーマンス管理でもあります。

    Webサービス、ブログ、業務システムなどに、いくら高速化方法を実行したとしても、環境や状況によって必ずパフォーマンスの低下が発生します。パフォーマンス低下とはイコールUXの悪化でもあり、売上や顧客満足度に大きく影響します。

    では、必ずと言っていいほど起こってしまうパフォーマンス低下による損失をどのように回避すればいいのか?それは、エンドユーザー視点でパフォーマンス低下を素早くキャッチして対処すればいいのです。

    そうすることでパフォーマンス低下による損失を限りなくゼロにすることができ、売上も顧客満足度も常に維持することができます。また、パフォーマンスを維持するということは損失防止だけでなく、安定性の高いサービスを提供しているということで、間接的に売上拡大や顧客満足度の向上につながることでもあるのです。

    ユーザーエクスペリエンスの視点から、アプリケーションパフォーマンス管理製品を導入して真の問題点を常に把握できる体制が重要となるでしょう。

    アプリケーションパフォーマンス管理
    AppDynamicsとは

    まとめ

    UXを中心に据えたWebサービスの提供や、ネットワーク・システム環境の構築というのは、今や海外のネットビジネスでは当たり前の概念です。その点、国内ではUXの重要性認識が少し遅れていると言ってもいいでしょう。

    しかしこれはチャンスでもあります。UX中心のWebサービスでユーザーにとって快適な環境を整えることができれば、それが競合との差別化ポイントにもなります。

    Web高速化に限らずUXを改善していく方法はいくつかありますので、これを機にUX中心のネットビジネスを展開してみてはいかがでしょうか?

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