• アプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品のシェアと評判

    2016.12.14

    AppDynamics

    アプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品のシェアと評判

    アプリケーションパフォーマンス管理というソリューションをご存知でしょうか?業務システムやWebサービスのレスポンス速度を“エンドユーザー視点”で監視し、パフォーマンス低下の検知、原因究明・対処を迅速化するためのソリューションです。

    IT化が進む現代ビジネスにおいて、業務システムやWebサービスにおけるレスポンスの遅延は労働生産性や顧客満足度の低下を意味します。しかしパフォーマンス低下は避けられない問題でもあるので、対処を迅速化することでこの問題に備えるというわけです。

    今回紹介するのはそんなアプリケーションパフォーマンス管理についてです。米ガートナー社が発表した市場シェア情報をもとに、各製品の評判などを紹介していきます。

    このデータは、AppDynamics社のブログより引用させていただいております。

    出典:AppDynamicsウェブサイト https://blog.appdynamics.com/news/market-insights-gartner-apm-market-share-analysis/

    アプリケーションパフォーマンス管理製品のシェア

    まず、ガートナー社の調査によるとアプリケーションパフォーマンス管理製品のシェアは以下のようになっています。

    アプリケーションパフォーマンス管理製品のシェア

    出典:AppDynamicsウェブサイト https://blog.appdynamics.com/news/market-insights-gartner-apm-market-share-analysis/

    最も多いシェア収入を示しているのがCompuwareという製品であり、設立も1973年と40年以上IT業界に携わっているという実績がある老舗ベンダーです。製品としての特徴は複雑化された環境下でも「どこにどのリソースが割かれているか?」というのを詳細に報告してくれることで、無駄なリソースを削減してくれると同時に障害対処を迅速化させます。

    大規模なシステム環境を想定していることから、エンタープライズ向けの製品だと言ってもいいでしょう。

    次いでシェア収入が多いのはCA TechnologiesとIBMの製品です。どちらもCompuware同様に老舗ベンダーであり、エンタープライズ向けの製品だという特徴があります。

    アプリケーションパフォーマンス管理市場におけるシェア成長率

    次に、各製品のシェア成長率を見てみましょう。

    アプリケーションパフォーマンス管理市場におけるシェア成長率

    出典:AppDynamicsウェブサイト https://blog.appdynamics.com/news/market-insights-gartner-apm-market-share-analysis/

    この成長率にはアプリケーションパフォーマンス管理市場が15.8%拡大したという事実を踏まえてはじき出されたものなので、信頼性のあるデータだと言えます。

    最も成長率が高いのがAppDynamicsの230.7%です。なぜAppDynamicsがここまでの成長率を出しているのか?その背景について少し触れていきましょう。

    AppDynamics脅威的な成長率の背景

    ある一つの市場において、一つの製品がここまで他製品と差を付けて成長するということは稀なことです。それだけにAppDynamicsがこれほどの成長率を出した背景が気になります。

    まずはAppDynamicsという製品について紹介しておきます。

    AppDynamicsとは

    AppDynamicsは洗練されたインターフェースを優れたレスポンス管理によりパフォーマンス低下を迅速にキャッチし、かつ原因究明までを自動化することができるアプリケーションパフォーマンス管理を提供するITベンダーです。

    監視対象の豊富さはもちろんのこと、ユーザーエクスペリエンスを重視しておりユーザー体験から問題点を掘り下げることができるという特徴を有しています。そして、その問題点の監視対象は、サーバーやデータベース、ネットワークだけでなくJava、.NET、Node.js、PHP、Python、および C/C++ (Beta) を含む多くの一般的なプログラミング言語とフレームワークを網羅していることも挙げられます。もちろん近年では無視できなくなっているモバイルアプリケーションのUXも監視対象です。つまり複雑化されたネットワーク・システム環境を包括的に監視することができます。

    その特筆すべき特徴の一つとして、自動でシステム全体をマップしてくれる点にあります。AppDynamics自身が対象のシステム全体を理解してマップを作成してくれるので管理者の負担を大幅に軽減できます。

    AppDynamicsを利用している企業にはNasdaq、Expedia、Salesforce、Disney、シスコシステムズやYahoo!、SONYといった大手企業が名を連ねています。世界100カ国、2000を超える導入実績を誇っており新日鉄住金ソリューションズでも国内初の販売代理店としてぐるなびやU-NEXT、リクルート、ゴルフダイジェストオンラインなどの導入をさせていただきました。

    AppDynammics導入事例:株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン様

    最適な製品を選ぶためには?

    アプリケーションパフォーマンス管理を導入する上で注意すべき点は、自社にとって最適な製品を導入していただくということです。

    低コストを貫いた製品や多機能を提供している製品、アーキテクチャーが古い製品など、特徴はそれぞれありますが、そうした特徴に囚われて導入するのはアプリケーションパフォーマンス管理の本質を見失っているということでもあります。

    従って大切なのはあくまで自社に最適な製品を導入し、導入効果を高めていくということです。

    しかし、一般的な業務システムとも大きく違うソリューションですので、選定が難しいのは事実。適切な製品選定がかなわなければ、導入に失敗してしまう可能性は十二分にあります。

    そこで「これだけは押さえておきたいアプリケーションパフォーマンス管理製品の選び方」というコンテンツにて正しい選び方について紹介しているので、今後アプリケーションパフォーマンス管理の導入を検討されている企業ではぜひ参考にしてみてください。

    まとめ

    いかがでしょうか?アプリケーションパフォーマンス管理市場はなおも拡大中であり、システム管理の軽減やUX向上が急務であるともいえるでしょう。

    今後もこの市場シェアを観察しつつ定期的に報告していきます。

    アプリケーションパフォーマンス管理まるわかりガイド
  • 基礎から知るネットワーク運用管理5つのポイント

    基礎から知るネットワーク運用管理5つのポイント

    2016.12.14

    AppDynamics

  • Googleアナリティクスでは辿りつけないWeb解析のその先へ

    Googleアナリティクスでは辿りつけないWeb解析のその先へ

    2016.12.14

    AppDynamics

  • 主要アプリケーションパフォーマンス管理製品の比較と特徴

    主要アプリケーションパフォーマンス管理製品の比較と特徴

    2016.12.14

    AppDynamics

  • これだけは押さえておきたいアプリケーションパフォーマンス管理製品の選び方

    これだけは押さえておきたいアプリケーションパフォーマンス管理製品の選び方

    2016.12.14

    AppDynamics

  • アプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品のシェアと評判

    アプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品のシェアと評判

    2016.12.14

    AppDynamics

アプリケーションパフォーマンス管理まるわかりガイド