株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン様

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株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

アプリケーションを俯瞰し、トラブルを早期に解決。
対応工数の削減と、高いレベルでのパフォーマンスの維持が可能に。

背景

テスト環境では再現しない障害や、ログ監視・シナリオ監視では検知できない障害への対応工数が問題となっていた。少人数で大規模なシステムを運営している都合上、効率の良い障害の回避とトラブルシューティングが必要だった。

ソリューション

複数のアプリケーションパフォーマンス管理(APM)製品を検討し、最終的にAppDynamicsを選定。カバーできるシステム範囲が広く、実際にトラブル対応工数が50%削減できたことが決め手に。新日鉄住金ソリューションズのサポート体制も高く評価された。

成果

実際のアクセスを簡単に解析できるようになり、障害再現の手間と工数はゼロに。システム間をまたいだ処理であっても、ビジネストランザクションを俯瞰することができ、最低限の工数でシステム全体のパフォーマンスを監視、担保できる状態になった。

ゴルファーのためのサービスを多角的に展開、これまでにない強大な事業シナジーを発揮

ゴルフダイジェスト・オンラインは、創業以来、ゴルフに特化して独自のサービスを開発、展開し続けている。2015年6月末時点での会員数は264万人に上り、これは国内ゴルファーの総人口の3割にあたる。「リテールビジネス(ゴルフ用品販売)」、「ゴルフ場ビジネス(ゴルフ場予約)」「メディアビジネス(ゴルフ関連各種メディア)」をひとつのサイトで運営することで、ゴルファーにとって利便性の高いサービスを提供している。

顧客満足度に直結するアプリケーション性能問題への対応

ゴルフダイジェスト・オンラインが展開するインターネットサービスは、そのレスポンスが顧客満足度に直結するため、アプリケーションの性能が重要視されていた。快適なインターネットサービスを継続的に提供するには、性能低下につながるシステム上のボトルネックを早期に発見・解決し続けることが必要と考えられていた。アプリケーションパフォーマンス管理(APM)ツールの導入前は、ログ監視・シナリオ監視で不具合発生を検知するしかなかったが、レスポンスの遅延などはこの方法では検知できなかった。また、不具合が特定できればアプリケーションログを精査し、再現テストをするが、テスト環境では再現しない障害もあった。このため、実環境での不具合をリアルタイムに検知し、障害再現の手間が不要になるAPMツールの導入は必須だった。

AppDynamicsの選定までの経緯

ゴルフダイジェスト・オンラインは、2011年に他社のAPM製品を導入し、使用していた。アプリケーション性能管理は重要な役割を果たしていたが、いくつかの課題も発生していた。当時の製品では、特定の言語をサポートしておらず、その言語を採用するサービスが増加するにつれ、APMでカバーできない範囲も増え、網羅性が失われていた。また、製品メーカーのサポート体制が十分でなく、APM製品そのものの不具合事象が解決されないケースもあった。2014年6月にAPMの刷新を決め、複数の製品の選定を経て、AppDynamicsの導入が決定された。AppDynamicsは、準備や導入に必要な作業がほぼ不要にも関わらず、カバーできるシステム範囲が広く、実践的なトライアルで運用工数の削減や活用シーンを具体的にイメージできたことが決め手となった。トライアルの段階から支援した新日鉄住金ソリューションズの技術力、サポート力も評価が高かった。

AppDynamicsの導入効果

AppDynamicsは、異なるネットワーク上の複数のシステムで構成されるようなインターネットサービス全体を俯瞰することができ、レスポンス低下を容易に事前検知できる。さらに、原因をソースコードレベルで可視化することで迅速な問題解決も可能。システムのカバー範囲が拡大し、網羅性をもってアプリケーションパフォーマンス管理に取り組むことができるようになり、手間と工数が大幅に削減できた。ゴルフダイジェスト・オンラインでは、以前の他社APM製品を利用していた際と比較し、対応工数が50%程度削減されたと見ている。適切な担当者が迅速に問題を解決できるようになり、レスポンス低下やアプリケーションエラーによる機会損失を確実に防ぐことができるようになった。

ビジネスへの貢献

ゴルフダイジェスト・オンラインでは、AppDynamicsを利用して、計画的にアプリケーションパフォーマンスを管理することで、ビジネス貢献を意識した予防保守が可能になっている。さらに、Webサイトのレスポンスやエラー件数など、ユーザに影響する部分を定量的に評価できるようになった。このレポート結果を、営業部門とシステム部門の定期報告会で共有。各部門間でKPIを設定できるようになり、具体的な数字目標に向かってWeb事業を推進できるようになった。

今後の取り組み

昨今では、オンライン取引をはじめとするインターネットでの顧客接点がますます増えている。ゴルフダイジェスト・オンラインも例外ではなく、オンラインでの満足度が売上収益に向けて更なる貢献ができると考えられている。今後は、定常的な分析として、ページビュー、コンバージョン率、離脱率のようなアクセス解析数値をアプリケーションパフォーマンス数値と紐づけて、ビジネスへの貢献度を可視化し、改善していきたいと考えている。特にスマートフォンでは、すきま時間の利用ニーズが顕著なため、表示速度の影響を受けやすい。そのため、スマートフォンの実機でのサイト表示速度を計測し、スマートフォンに特化したパフォーマンスへのニーズに対応したいと考えている。

今後の取り組み